土木公務員を目指した理由

公務員

こんにちは!まーくんです!

本記事は土木公務員を目指す方に向けて書いています。

大学時代の経験や就職後の実体験から、皆さんの参考になればと思っています。

民間企業ではなく公務員を選んだ理由

民間企業ではなく公務員を選んだ理由

大学時代、土木を専攻していた私は、主に3つの選択肢がありました。

  • ゼネコン →主に土木構造物を作る側の仕事
  • コンサルタント →土木構造物を作るための測量・調査・設計を行う仕事
  • 土木公務員 →公共工事の発注者として、工事の監督を行う仕事

もちろん、学部卒ではなく大学院に進む友人もいました。

割合的には就職が6割、進学が4割程度でした。

また、就職先としてはゼネコン3割、コンサル3割、公務員3割、その他1割程度という感じでした。

就職活動当時(2017年頃)は、東京オリンピック開催前ということもあり、建設業関係の求人が多数あったのを覚えています。

また、大学にも企業の採用担当が「ぜひうちに来てくれ!」と多数来るほどでした。

後に私が土木公務員になって知ったことでしたが、建設業関係は高齢化が進み、どこも人手不足が慢性化しており、そこに東京オリンピックという一大イベントが重なったことが要因だと思います。

こういった状況下で、私が土木公務員を選択した一番の理由は、残業が少なく、休みが取りやすいという公務員特有の働き方が良いなと思っていたからです(意識低い笑)。

ちなみに、皆さんが気になるであろう給与については、一般的にコンサルタント→ゼネコン→公務員の順に高いとされています。もちろん企業の規模感によっては順番が逆転したりもしますが、基本的にはこの順番です。

それでも、残業時間が月に100時間を超えることが状態化しているような業界でもありますので、ワークライフバランスを取りたいのであれば公務員一択だと思います(最近ではだいぶ改善されてきているとは聞いていますが、きついのは間違いないです。)

県庁を選んだ理由

県庁を選んだ理由

土木公務員として、県庁を選んだ理由は以下のとおりです。

  • 規模感 → 大きすぎず、小さすぎない
  • 転勤が県内で収まる → 自分の地元以外の市町村でも働ける、日本全国転勤は嫌だった
  • ブランド力 → 県庁職員というブランド笑

なんだかんだで、3つ目の理由が一番だったと思います笑

また、公務員試験は日程的に受験できるものはすべて受験しました。

  • 国家総合職 →1次試験で落ちる
  • 労働基準監督署(理工系) →1次試験通過も2次試験の面接で撃沈
  • 国家一般職 →1次試験通過も2次試験当日の車移動中に、バスレーン違反で警察に止められ遅刻  やらかして頭が真っ白でしたが今では笑い話です
  • 地方上級職(県庁) →1次試験、2次試験とも突破し合格

地元の市役所は、政令指定都市でもないのに、地方上級試験と日程を被せてきたため、受験することができませんでした。

結果的には県庁にしか合格できなかったため、必然的に県庁を選択しました。

私としては県庁が第一志望でしたので、合格した時はものすごく喜びました。

終わりに

今回は、私が土木公務員を選んだ理由について、実体験を交えながら書いてきましたが、参考になったでしょうか?

結局大事なのは、自分がどういう生活をしたいかで就職先は選んだほうが良いということです。

私は地元で働きたいという思いとブランド力を重視した浅はかな考えでしたので、入庁してからとても苦労しております。

正直、民間が良いのか、公務員が良いのかというのは、実際に入って働いてみないと分からないことも多いです。

ましてや今や転職が当たり前の時代です。どこに所属するかが重要ではなく、何ができるのかといった、いわゆるジョブ型雇用のような考え方が主流になりつつあります。

目指すべき姿から逆算して、どこに就職して、どういう働き方をするのかといったことを考えると、自ずと絞れていくのではないでしょうか?

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