Webマーケティングの種類を解説!効果的な活用法とは?

Webマーケティング
Webマーケティングの種類について

こんにちは!まーくんです!

Webマーケティング初心者のあなたへ

「Webマーケティングをやっていきたいけど、全体像がよくわからない。「どんな種類があるのかな?」「使い分けとかどうすれば良いのかな〜?」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている私は、月残業時間100時間超えのブラック公務員から倍率100倍のホワイトWebマーケ企業に転職した現役Webマーケターです。

Webマーケティングは現代のビジネスにおいて不可欠な要素となっています。

本記事では、Webマーケティングの種類とその活用法について、初心者からマーケティング担当者まで、幅広い読者に役立つ情報を提供します。

それでは、いきましょう!

Webマーケティングの種類を解説!効果的な活用法とは?

まずは、Webマーケティングの全体像について、ご理解いただきたいと思います。Webマーケティングの全体像を下図にまとめましたので、ご覧ください。

Webマーケティングの全体像

 

上図からわかるように、Webマーケティングの種類は大きくSEMかSEM以外で区分されます。

それでは、個別の概要について解説していきます。

SEMについて

SEMとは、Search Engine Marketing:検索エンジンマーケティングのことで、GoogleやYahoo!などの検索エンジン上で行うマーケティングのことです。

このSEMの中に、SEO、リスティング広告、ディスプレイ広告といった種類のものが入ってくるイメージです。

後述するSEOとよく混同しがちですが、SEOはSEMの一部となっています。

SEO

 SEOとは、Search Engine Optimization:検索エンジン最適化のことで、ウェブサイトやコンテンツを検索エンジンに最適化して、検索結果で上位に表示されるようにする手法のことです。

検索エンジンは、ユーザーがキーワードを入力して検索すると、そのキーワードに関連するウェブページをランキングして表示します。SEOを行うことで、自社のウェブサイトが特定のキーワードで上位に表示され、検索エンジンからのアクセスやビジネスの成果を向上させることができます。

例えば、「まーくんろぐ」というキーワードでGoogleで検索すると、下記のように検索結果が表示され、ユーザーの検索意図が満たされるであろうWebサイトが上から順番に表示されていきます。

SEOイメージ
SEOイメージ

「まーくんろぐ」というキーワードであれば、私のサイトが一番上に表示されていました。

このように、自社の名前や売りたい商品、それに関連するキーワードで検索結果の上位に表示されることができれば、自社サイトに訪問するユーザーが増え、売上に繋がりやすいということが分かるのではないでしょうか。

ただし、SEOで上位表示させるには最短でも2〜3ヶ月はかかると思っていたほうが良いです。そのため、検索意図を満たす記事を地道に増やしていく方法しかありません。

また最近では、SEOのマップバージョンである、MEO(マップ検索エンジン最適化)というものもあります。「東京 ラーメン」といったキーワードでGoogleマップ上で検索すると、検索結果の上に表示されたほうが、多くのユーザーに閲覧される可能性が高くなります。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索連動型広告のことで、あるキーワードで検索した際に、それに関連する広告を検索結果の上位に表示させる手法です。

SEOのような自然検索と違って、リスティング広告をクリックすると、広告主に対して1クリック10円といった課金がされるクリック課金型のシステムになっています。※ユーザーには課金されません。

例えば、「リスティング広告」というキーワードでGoogleで検索すると、下記のように「スポンサー」と書いてある広告が表示されます。ここでは、4社の広告が表示されていますが、これがリスティング広告と呼ばれるものです。

リスティング広告イメージ
リスティング広告イメージ

基本的には、リスティング広告の上位順→SEOの上位順で表示されることになりますが、先ほどのSEOの例で使用した「まーくんろぐ」といったような、あまり検索されないキーワードで検索すると、リスティング広告が表示されない場合もあります。

また詳細は別記事で紹介予定ですが、リスティング広告自体の掲載順位は入札単価と広告品質のランクで決まります。上位に表示される広告ほど、高いクリック単価を設定し、広告の品質が高いもの(ユーザーの検索意図を満たす可能性が高い)となっています。

SEOでは上位を取れないけど、リスティング広告ではお金さえ払えば、誰でも検索結果の上位を取ることができます。SEOと比較すると圧倒的にタイムパフォーマンスが優秀です。早く成果を出したいのであれば、リスティング広告を考えてみても良いのではないでしょうか?

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリ上の広告枠に表示される広告のことで、バナー広告とも呼ばれるものです。

分かりやすい例としてYahoo!のトップページがありますが、これがSEMと何が関係あるのか気になる方も多いかと思います。

ディスプレイ広告は、不特定多数のユーザーに配信もできますが、細かなターゲットを設定して配信することができます。ユーザーが過去に検索したキーワードに近しいジャンルの広告を表示させたり、過去に訪問履歴のあるサイトの広告を表示できたりするため、SEMの一部にディスプレイ広告が含まれています。

SEM以外のWebマーケティングについて

検索エンジンを使わないWebマーケティングとして、SMM(ソーシャルメディアマーケティング)や動画広告、アフィリエイト、Eメール、DSP(デマインドサイドプラットフォーム)などがあります。

検索エンジンを使用しないとはいえ、収益最大化のためにはこれらの手法とSEMを利用した手法を組み合わせていくのが良いでしょう。

SMM

SMMとは、Social Media Marketing:ソーシャルメディアマーケティングのことで、ソーシャルメディアを活用してブランドや製品、サービスをプロモーションするマーケティング手法のことです。

ソーシャルメディアのプラットフォームであるFacebookやInstagram、X(旧Twitter)、LINEなどを活用してマーケティングを行います。

具体的には、会社や商品の認知拡大、販売促進を狙ってマーケティングを行うことになります。こういったSNSでは、個人の趣味・嗜好がはっきりと分かるため、それに合わせた広告の配信が可能で、高いターゲティングの精度が確保できます。

動画広告

動画広告とは、動画コンテンツを使用して製品やサービスを宣伝するマーケティング手法のことです。

動画広告は、動画の映像や音声を活用することで、製品やサービスの魅力を効果的に伝えることができます。SMMと同様に、個人の年齢や性別、趣味・嗜好に合わせた動画広告配信を行うことも可能です。

代表的な例として、YouTubeで動画を再生したときに、最初の方で流れる動画広告が挙げられますが、下記のとおり実は様々な種類があります。

  • インストリーム広告(YouTubeなどの動画の前に表示される広告)
  • インタラクティブ広告(視聴者が広告の内容に対話的に参加できる広告)
  • アウトストリーム広告(ウェブサイト上のコンテンツとして表示される広告)

動画広告は、視聴率や視聴時間、クリック率などのさまざまな指標を計測し、広告の効果を測定することができます。これにより、動画広告の成果を評価し、改善することが可能です。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、成果報酬型広告のことで、企業が自社の商品やサービスの販売を促進するために、外部の個人や企業(アフィリエイター)と提携して行うマーケティング手法のことです。アフィリエイトは、アフィリエイターが特定の商品やサービスを紹介し、その成果(商品購入や資料請求など)に応じて報酬を得る仕組みです。

あなたも経験があるのではないでしょうか?例えば、有名なインフルエンサーの方やWeb上で信頼している方が紹介している商品を買いたくなったりしますよね?

簡単にいうと、こういった手法がアフィリエイトと呼ばれるものです。もちろん、インフルエンサーの方は本当に良い商品だから紹介しているケースもありますが、多くの場合はどこかの企業に依頼されて紹介している商品やサービスであったりします。

PRを依頼する企業も成果がでた分だけの報酬をアフィリエイターに支払いすれば良いため、一定の成果が出れば費用対効果の高いマーケティング手法であると言えるでしょう。

Eメール

Eメールマーケティングとは、電子メールを使用して顧客や見込み客にメッセージを送信するマーケティング手法のことで、通称メルマガと呼ばれます。

主な目的は、顧客との関係構築、ブランドの認知度向上、製品やサービスの販売促進、情報提供などです。

顧客のメアドを取得している前提ではありますが、最もCVに繋がりやすいマーケティング手法であるようです。

私はプロテインをネットで購入するのですが、その企業から定期的にメルマガが配信されており、メールを見るたびにそろそろプロテインが無くなりそうだなと思って、ポチってしまいます。

どちらかというと、新規顧客向けではなく、既存の顧客向けに自社の別商品や、単価の高い商品を買ってもらいたい時にメルマガを使用すると効果的です。

DSP

DSPとは、Demand-Side Platformの略で、広告主が広告効果を最大化するためのプラットフォームのことです。広告主や広告会社が使用する広告在庫の買い付け、広告配信、掲載面・オーディエンスのターゲティングを一括管理することができます。

DSPを利用することで、いままで広告運用者が手作業でやっていた入札価格の調整や広告配信面の調整などを半自動で最適化してくれることになります。また興味関心の高いユーザー向けに広告配信ができたり、過去に購入まで至ったユーザーと類似した特徴を持った別のユーザーに対して広告配信することもできます。

なお、DSPは広告主側のプラットフォームであるのに対して、SSP(Supply Side Platform):広告枠を提供しているメディア側のプラットフォームとセットで使用されることで、広告費用対効果を最大化することができます。

まとめ

まとめ

Webマーケティングの種類について、SEMかそれ以外かという切り口で紹介してきました。

実に様々な手法があることに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?私もそうでした。

これらのWebマーケティングの手法は、それぞれ異なる特徴や利点を持ち、組み合わせることでより効果的なマーケティング戦略を構築することが可能です。

読者の皆さんがこの記事から得た知識を活用し、自身のビジネスもしくはWebマーケターとしてクライアント様の支援をされる際に、活かしていただければと思います。

大事なのはクライアント様の現状を把握し、自分だったらWebマーケティングでどのような施策を打つことで、クライアント様の収益が最大化できるのか?という視点を持つことです!

ここまで、読んでくれたあなたは偉いです!きっと素晴らしいWebマーケターになれるでしょう!

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