公務員の苦悩(実体験)

公務員

こんにちは!まーくんです!

私は新卒で県庁に勤めて6年になります。

公務員は世間一般的には、未だに定時退庁ができるぐらい仕事が楽で、高給取りのイメージがあるようです(いつの時代だよ笑)。

私も常日頃から県民の皆さんと接する機会がありますが、だいたい言われます。「お役所仕事はいいよね〜、うちはこんなに働いてこれぐらいのお金しか貰えないのに…」と。

内心では、じゃああなたも公務員になってみればいいじゃんって思いますが、そんなこと口が裂けても言えません笑

そんな、私が日頃から頭を悩ませるものを紹介していこうと思います。

これから公務員になりたいと思っているあなたや、我が子をぜひ公務員に!と思っている親御さんにぜひ読んで頂き、「これが現実か」と参考にしていただければと思います。

それでは行きましょう!

無駄なお仕事が多い

はい。もうこれですよね。無駄な仕事が多い。

平成生まれの超絶合理化人間である私にとって、公務員の仕事は無駄のオンパレードです。

年々職員の数が減っていく一方で、仕事はどんどん複雑になるため、職員一人当たりが抱える仕事量は数十年前と比べて多くなっています。

そんな中で、仕事量は多くなっているのに、業務の効率化には重きを置いていません(名ばかりの委員会みたいなものはありますが…)。

私が感じている無駄な仕事を生み出す文化をいくつか紹介します。

紙至上主義

お役所仕事といえば、皆さんがイメージするこれですよね。なんでも紙。

私達が働く職場では、紙の資料で溢れかえっています。

パソコンデスクも、書棚も全て紙のファイルなどで散乱しているため、すごく汚いです。

また、上司への説明資料は必ずと言っていいほど、紙の資料を求められますし、決裁をとるためにはハンコスタンプラリーをしないといけないです。

スタンプラリーは上司が休みだったら、次の日以降にまたハンコをもらいに行かないといけません。

この時間が無駄ですよね〜。

公共工事の受注者とのやり取りでは、webのクラウド上で工事書類をやり取りしている時代なのに、内部では未だに紙決裁です。

さらに、予算要望などの重要な会議では、百枚近い資料を印刷して説明しなければならない場面もありますが、資料の大部分は見られません。

そんなところに無駄を感じた私は、「紙ではなく、データの資料でもいいですか?」と相談したこともありますが、「データ資料は見づらいし、書き込みができないから紙が良い」と言われました。

最初の頃は、時代錯誤すぎてどこかの時代にタイムスリップしたのかと思っていましたが、最近では慣れてきている自分が怖いです。

周りの民間企業の友達とかと話をする機会がありますが、自分だけどんどん感覚が古くなっていく感じです。このままではやばいと。

前例踏襲主義

新しいものは、できるだけ排除する。

なぜか?過去やったことを淡々とやっていくほうが楽だから。

新しいことをやろうとすると、そのための予算が必要になります。

予算が必要になれば、必ず膨大な根拠資料を作成する必要がありますので、ほとんど誰もやりたがらないですよね。

それだったら、去年もやったことを同じように、やっていたほうが楽だし、良いよねっていうことで、前例踏襲がさも当たり前のようになってしまいます。

前項の紙至上主義がペーパーレス文化にならないのも、この文化のせいだと思います。

長時間残業こそ正義

これは私の務めている県庁だけだと願いたいのですが、少なくとも私の周りの方々はこれです。

一応、定時は17時15分までなんですが、22時頃に職場の前を通ってもまだ、照明がついていることの方が多いです。平日だけならまだしも、土日も含めてです。

そんなことから、霞が関のように「不夜城」なんて言われたりしています。

不夜城と言われる職場に務めている方々は、「今月は〇〇時間残業したわ〜」と自慢したり、「あいつは毎日定時帰りで仕事してない」と同僚の悪口を言ったりしている人達ばかりです。

たしかに、土木公務員ですので、大雨や台風等の災害時に残業時間が増えてしまうのはしょうがないことだと思います。

しかし、災害待機等の特別業務がない時期にも関わらず、毎日遅くまで残業している意味はよくわかりません。

あくまで、長時間残業組は自分達は、たくさん仕事をしているという自負があるのでしょうが、私からしたら、残業時間が増えることが、税金の無駄です。

中には、家庭とうまくいってないから家に帰りたくないといった理由や、今月出費が多いからという生活残業をしている人もいます。

もう、完全に税金の無駄ですよね。このような人達と一緒と思われるのが私は辛いです。

人によって正解は違いますし、それぞれ言い分があるかと思いますが、私は良い文化とは思いませんでした。

「あいつは毎日定時で帰っている」と陰口を言われるぐらい、私は毎日定時で帰ることを意識して、仕事の順序や優先度を考えて仕事に取り組むようにしています。

大事なのは同調圧力に屈しないことです。

悪質なクレーマー

公務員の仕事では、毎日数十件の電話対応があります。

だいたい各担当の若い人が真っ先に電話を取ることでしょう。自分が新人の頃は3コール以内に電話を取らないと怒られていました。

そもそも僕は、電話を掛けてくるような人と仕事したくありません。まあ、これは置いといて…

私が務める土木事務所では、工事関係の業者さんや一般の方からなど、様々な方から電話があります。

その中でひときわ迷惑な方がいらっしゃいます。

そう、悪質なクレーマーです。

運悪く、その方からの電話をとってしまうと、平気で数時間という時間が奪われます。

電話の内容としては、業務には関係のない、私達公務員の悪口が主です。以下私が実際に受けたことのある内容です。

  • 知事や議員を聞いたことのないあだ名で呼び、ひたすら悪口を言う
  • 公務員は仕事をしていない、税金泥棒だ!などのありきたりな内容
  • 自分は裏社会と繋がっているから、下手なことはできないぞ的な脅し
  • ハッピーランド??を建設するから許可を出せ!的な意味不明な要望(これが一番謎でした)
  • 自分の過去の功績(たぶんウソ)を自慢し、俺はすごいんだぞアピール

上記の信じられないような内容をいちいち電話してくるのです。

そして、これらの方々に共通するのは、同じ話を何十回もリピートされるため、「それ、さっき聞いたよ〜」と思いながら、すごい勢いで時間が過ぎていきます。

おそらく「毎日が夏休みのクソ暇人」なんでしょう笑

こんな悪質なクレーマーを引いてしまった場合は、「あれ、すみません、なんか電波が悪いですね〜」とか適当なことを言って、電話を切りましょう。

相手するだけ時間の無駄です。自分の時間は有限ですので、「あ、この人おかしいな〜」と感じたら、上記の作戦を実行することで、悪質なクレーマーをシャットアウトしましょう。

あと、自分の名前を聞かれても絶対に名乗らないことです。名乗ってしまうと、次回ご指名で電話が来ることでしょう。

仕事をしない公務員

公務員になる方々は、割と学生時代優秀だった人たちが多いのではないでしょうか?

なぜなら、まあまあな倍率の公務員試験を突破してきた人たちですから。

しかし、そんな優秀であったであろう職員の中でも、この部類の人は必ずいます。

そう、あなたの職場にもいるはずです。仕事をしない公務員。

なんか、これを書くと、先程の悪質クレーマーが言っていることも、間違いではなく、「なかなか良いこと言うじゃん」て思うかもしれません笑

以下、私が県庁生活6年間で出会ってきた仕事をしない公務員達です。

  • 無断欠勤する職員(少数派ですが以外といます)
  • タバコ休憩がやたら多い&やたら長いサボり職員 →そのくせ残業時間も長い
  • 管理職ではないのに、若手にばかり仕事を押し付けまくる中堅職員(でも、なぜか残業している)
  • 部下の仕事内容を全く理解していない管理職

こんな、感じでしょうか?私が嫌なのは、こういった一部の仕事をしない方々よりも、自分の給与が下だということです。

まあ、年功序列の制度ですので仕方ないですよね。

こういった仕事をしない方々がいるお陰で、正常な職員の仕事が増えます。

人によっては、だんだん仕事するのがバカバカしく感じるかもしれませんが、もしかしたら、この人たちも若手の頃は私と同じように思っていたのではないかと、考えます。

そういった負の連鎖がなくなることを祈りたいです。

上司ガチャ

公務員の職場では、基本3年毎に人事異動があります。

そのため、自分の担当の周りが全員変わるということも珍しくないため、一年毎に直属の上司が変わることもあります。

パワハラ上司、仕事しない上司などに当たってしまうと大変です。

最低でも一年間は耐えないといけません。

私はパワハラ上司に当たったことがありますが、毎日が憂鬱でメンタルダウンしそうな時もありました。

その当時は毎日怒られすぎて、ほんとに自分ができないやつだと思っていましたが、後から冷静に考えると、めちゃめちゃ理不尽なことで怒られていたと思います。

一年間耐えたら、その上司は異動になりましたので、ほんとに良かったです!

私ではありませんが、上司とうまく行かずに、うつ病になってしまった職員もいます。

これだけは言わせてください!無理だけはしないでください!やばいと思う前に休みましょう!

一度メンタルが壊れると、正常に戻らない可能性もありますので…

飲み会

公務員は割りと飲み会が多い方ではないでしょうか?

毎回メンバーが違えど、頻度が多いと、「あ、この話前も聞いた気がする」みたいなことがよくあります。

今まで何回も飲み会に参加してきましたが、飲み会で話す内容は毎回同じだということに気づきました!

だいたいこれです。

  • 上司、同僚の悪口 →「あいつは仕事ができない」「あいつは問題児だ」的なやつ
  • 異動、出世の話 →「次の異動先は〇〇だろう」「次の部長は〇〇さんだ!」的なやつ

この2つが主流で、たまに趣味の話とかはありますが、結局上記の2つに収束していきます。

私は、あまりお酒が飲めないため、いつもほぼシラフでこういった話を聞かされる訳です。

また、他人のことを影で悪く言ったりする人のことも、私は得意ではないので、毎回飲み会が地獄でした笑

そんなこんなで、適当な理由をつけて飲み会を断ることが増えてきています。

最初は人脈づくりが大事だと思って我慢していましたが、だんだんと足が遠のいております。

まとめ

今回の記事では、「無駄な仕事が多い」という視点と「公務員の内部事情」的な視点で公務員の苦悩をお伝えしました。

最近では、働き方改革が浸透し始めて、改めて仕事を見直す動きが出てきております。

「やめる」「減らす」という視点を持って、少しずつではありますが、改善されてきていることもあります。

しかしながら、公務員の仕事をIT企業のように徹底的に効率化を図ることは難しいのではないかと、私は思います。

あくまでも、お役所仕事ですから…

ここまで、公務員の苦悩について、いろいろ書いてきましたが、別記事で「公務員の良いところ」も紹介していますので、ぜひ読んでいただけると幸いです。

なお、私の実体験に基づいた、土木公務員という狭い世界の話なので、「うちの職場にはこんな苦悩があるよ」って方はシェアしていただけると嬉しいです!

今回ご紹介した、公務員特有の文化みたいなものが少しずつでも良いので改善され、県民の利益が最大限となることを願って、本記事を締めさせて頂きます。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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