公務員の種類:職種と役割を解説

公務員

こんにちは!まーくんです!

公務員になりたいと考えている学生へ

「親に公務員を勧められているけど、どんな種類があるの?」「公務員の仕事って面白くなさそう。」「自分に向いている公務員の職種が知りたい。」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている私は、公務員歴6年です。新卒で県庁に土木公務員として入庁し、公共事業の発注者として仕事をしています。

私は土木公務員ですが、仕事をしていく中で、様々な種類の公務員の方とも関わりがあります。

そんな経験から公務員の種類について解説していきたいと思います。

それではいきましょう!

公務員の種類

「公務員」と聞いてあなたはどんな仕事をしているイメージをお持ちでしょうか?

私は市役所とかの窓口で対応してくれる人というイメージを持っていました。

たしかに窓口対応をしてくれる人も公務員ですが、それ以外にも公務員の種類は多くあります。

そもそも、公務員には「国家公務員」と「地方公務員」で大別されます。

国家公務員は、中央省庁や各地方の出先機関にて、国の政策立案や行政事務を担当します。

地方公務員は、都道府県や市区町村の自治体にて、地域社会の運営や住民サービスの提供などを担います。

いずれにしても様々な職種があり、今回はこれらを紹介していこうと思います。

具体的な職種については、下記のとおりです。

  • 行政職
  • 技術職
  • 資格免許職
  • 公安職
  • 専門職

これらの7つの職種について、それぞれ解説していきます。

行政職

公務員の中で、一番幅広く仕事をするのが、行政職です。

行政に関わる様々な仕事をすることから、ゼネラリストとも言えるでしょう。

いわゆる、市役所とかの窓口にいる人が行政職になりますが、それ以外にも様々です。

大まかに言うと、国の機関や地方自治体のトップ(総理大臣や知事、市長など)が定めた目標を達成するための仕事をやっていくようなイメージです。

具体的には、下記のような仕事です。

  • 政策立案、実行計画の策定
  • 予算編成、執行管理
  • 行政手続き関係
  • 組織運営と管理
  • 国際関係の構築

こういった、行政のゼネラリストになるためには、「国家一般職」「地方上級」「特別区I類」「市役所」などの試験区分を受験して合格する必要があります。

行政職は様々な仕事を経験できる一方で、専門性が身につきづらいというデメリットがあります。

「いろいろなことに挑戦したい!」「飽きっぽいな〜」という性格の人には向いているでしょう。

学歴的には、文系の方が多いようです。

技術職

技術職と呼ばれる専門性を生かした仕事をする公務員もいます。

ひとくちに技術職といっても、広く分野が分かれており、具体的には下記のとおりです。

  • 土木:道路や河川、港湾、上下水道などの社会資本の整備を担当
  • 建築:建築物の審査、公共施設建築のための企画設計から完成までの一連業務を担当
  • 電気:公共施設の電気設備や情報通信ネットワーク設備を担当
  • 機械:公共施設の機械設備を担当
  • 化学:大気汚染や水質汚濁などの環境問題を担当
  • 農業:農作物のブランド対策、農家への技術向上支援の担当
  • 農業土木:農業の生産基盤の整備を担当
  • 畜産:畜産技術の普及、試験研究を担当
  • 林業:森林整備の推進、林業担い手の確保・育成を担当
  • 水産:水産業の普及、試験研究を担当

いかがでしょうか?かなりの種類がありますよね。

これらの中でも数が多いのが土木で、私自身も土木の公務員です。

土木公務員について、詳細に知りたい場合は→「土木公務員の仕事まとめ」をご覧ください。

また、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、技術職は理系出身が多いです。

それは、試験内容にそれぞれの分野の専門試験があるためです。

試験に合格するためには、大学や実業系の高校(工業や農業など)で専門性を高める必要があります。

技術職の公務員になるために、資格や免許は必要ありません。

資格・免許職

上述の専門職とは別に、資格や免許が必要な公務員もあります。

具体的には下記のとおりです。

  • 心理:児童相談所や病院などで心理検査やカウンセリングを担当
  • 教員:公立の小・中・高にて、生徒の教育を担当します
  • 社会福祉:児童相談所や福祉事務所などで児童や生活困窮者などに対する相談や自立生活に向けての支援を担当
  • 管理栄養士:健康づくりに向けた企画立案、保健所や病院で栄養指導などを担当
  • 保健師:感染症や精神保健医療、難病等の健康課題を持つ方々への支援を担当
  • 薬剤師:医薬品製造業、薬局などの許認可や監視指導、病院にて調剤・服薬指導を担当
  • 臨床検査技師:病院にて検体検査(血液検査など)や生理機能検査(心電図検査など)を担当
  • 診療放射線技師:病院にてX線による一般撮影やCT、MRIを担当
  • 看護師、助産師:病院にて看護業務を担当
  • 獣医師:食品衛生、動物愛護、家畜伝染病の防疫対策を担当

こちらも様々な職種がありますが、全て公的機関にて仕事をすることになります。

これらの職種は免許や資格が必要なため、公務員試験とは別に免許や資格試験に合格する必要があります。

もちろん、免許や資格があれば公務員以外でも働くことが可能です。

公安職

公安職の公務員は、住民の命や財産を守るための仕事をします。

仕事の特性上、夜勤や土日の出勤などがあり、一般的な公務員と違い、不規則な勤務体制となるようです。

公安職の具体例は下記のとおりです。

  • 警察官:地域住民を犯罪から守る、地域の安全を確保を担当
  • 消防士:火災、災害時の地域住民の安全確保、けが人の対処などの救急を担当
  • 自衛官:国の防衛、災害時の派遣業務を担当
  • 法務教官:非行少年の更生を目的とした矯正教育等を担当
  • 刑務官:刑務所や留置所での生活指導や監督などを担当
  • 海上保安官:日本の海域の治安と安全を守る仕事を担当
  • 皇宮護衛官:天皇陛下の護衛や宮内庁が管轄する土地の警備を担当
  • 入国警備官:日本への不法入国者や不法滞在が疑われる者の調査・摘発を担当
  • 公安調査官:治安や安全保障上の脅威についての情報収集を担当
  • 検察事務官:検察官のサポートを担当

多くの人が想像する警察官や消防士は地方公務員であり、それ以外の公安職は全て国家公務員になります。

また、公安職の採用試験には、一般的な公務員試験には無い、体力試験が課される場合も多いようです。

専門職

専門職公務員は、基本的に国家公務員に属します。

専門職公務員の具体例は下記のとおりです。

  • 国税専門官:国税局や税務署にて、税金に関する業務を担当
  • 財務専門官:国家の財産や金融に関する業務を担当
  • 労働基準監督官:労働基準法に基づいて労働条件の確保や改善を担当
  • 裁判所事務官:裁判所にて裁判をサポートする業務を担当
  • 法務教官:少年院や少年鑑別所にて少年・少女の社会復帰への指導や教育を担当
  • 外務省専門職員:外交官として他国との交渉や情報収集、通訳を担当

これらの専門職は、試験の内容も専門科目に特化した試験となるようです。

まとめ

今回は、公務員の種類について紹介してきました。

ひとくちに公務員といっても、様々な職種があるということが分かったかと思います。

「公務員の仕事は面白くなさそうだけど、とりあえず公務員になりたい」と思っている人は、「自分がどんな仕事をしたいのか?」「どんなことが向いているのか?」ということを自問自答し、深掘りしていくことが大切だと考えます。

それは、公務員になってから転職をしない限り、約30年間は同じ仕事をし続けることになるからです。

自分が面白くないと思っていることを、生活のためにずっと続けることは苦痛でしかありません。

人生の大半を占める「仕事」をできれば楽しく、やりがいのあることをしたいですよね?

であれば、失敗しても良いんだというマインドで、自分のやりたいことや向いていることを深掘りして、職業を選択するべきだと思っています。

合わなかったら変えれば良いのです。そこに周りの目を気にする必要はありません。

どうしても公務員になりたい場合は、今回紹介したように、かなりの職種がありますので、自分に合いそうな職種を選んでください。

親や先生の勧めで自分に向いていない職種を選ぶのは絶対にやめたほうが良いです。

今回の記事はここまでです。読んでいただきありがとうございました!

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