公務員に将来性はあるのか?

公務員

こんにちは!まーくんです!

公務員を目指している学生や、現役公務員のあなたへ

「公務員って安定していると言われているけど、実際どうなの?」「将来性はある?」「公務員の実情を知りたい。」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている私は、公務員歴6年の現役公務員です。

私は公務員として働く中で、危機感を感じて転職活動を行い、今年度いっぱいで公務員を退職する決意をしました。

2024年4月からはIT系の民間企業に転職します。

そういった私の経験から、公務員の将来性について解説していきたいと思います。

それではいきましょう!

公務員に将来性はあるのか?

公務員に将来性はあるのか?

結論から言います。私は公務員に将来性は無いと考えています。

ただし、これは人に寄ると思います。

私が将来性が無いと考えている理由を深掘りしていきます。

公務員の魅力として「安定」していることがあるかと思います。

安く定まると書いて安定と言います。

つまり、公務員のメリットとして挙げられる安定とは、決して高くはない給与を一定して支給されるという風に捉えるべきです。

私もですが皆さんが目指すべきは高定です。(こんな言葉はありませんが…)

そして、何よりも危機感を持つべきところは、世界での競争力を失ってきているこの日本で、安定しているということは、世界的にみれば衰退していっているということです。

バブル景気に沸く日本経済は、まさに世界をリードする経済大国でした。

世界の時価総額ランキングでは日経企業がトップ10を独占し、とりあえず日本の企業で働けることすなわち世界のトップのサラリーマンになれるということでした。

しかし、バブルが崩壊した日本経済はその後停滞期間が今現在まで続いている影響により、かつて世界を席巻した日経企業がランクインしているのは豊田自動車のみ(ギリギリのランクイン)となりました。

つまりは、いつまでも世界のニッポンというブランド力を信じていると非常にまずい状況に追い込まれているということです。

今や日本人が海外に出稼ぎに行くことすら常識になっています。

公務員の現状

公務員の現状

公務員とひとくちに言っても、国家公務員や地方公務員、教員など様々な種類があります。

公務員の種類については別記事「公務員の種類:職種と役割を解説」で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

これらの全体の採用倍率も決して低くなく、それなりに勉強する必要もあり、人気の職業であると言えるでしょう。

なぜ、こんなにも人気であるのか?

それは、公務員になれば一生安泰という考えが、まだ根強いからです。

前述したとおり、この日本で「安定」を求めることは衰退することを意味していますので、考えを改めるべきでしょう。

また、私が実際に公務員として働いてきた印象を正直に話すと、「みんな目が死んでいる」という印象です。

「目が死んでいる」状態ならまだマシですが、実際は精神的な病で休職していたり、自ら命を絶ってしまう職員もいます。

どうでしょう?異常な職場ですよね。ホワイトなイメージがある公務員ですが、実際はブラック企業です。

それは単純に給与水準は決して高いわけではないのに、難易度が高く、責任感の重し仕事をこなさなければならないからです。

これが公務員の現状です。

公務員になることのメリット

ここでは、公務員になることのメリットをお伝えします。

私が考える「公務員になること」のメリットは以下のとおりです。

  • 職が安定している→成果を出さなくても給与がもらえるし、ボーナスもある
  • 信用力がある→借金がしやすい、クレジットカードの審査が通りやすい
  • 福利厚生が充実している→周りに目を気にせず、使いこなせるかがカギ

これらのメリットはまさに公務員になることのメリットではないでしょうか?

仕事はそこそこに、公務員としてのメリットを教授しながら働くことが良いでしょう。

また、夢のマイホームを建てたいと考えている人にとっては、公務員になった方が良いと思います。

公務員になることのデメリット

次に公務員になることのデメリットもお伝えします。

私が考える「公務員になること」のデメリットは以下のとおりです。

  • 一生、「公務員」という職にしがみついて生きていかないといけない
  • 専門スキルが身につかない
  • 社会情勢の変化に鈍感になる

公務員になり長い期間務めていると、公務員としての常識が身につきます。これらの常識は民間企業では通用しません。

例えば、公文書の作成方法やその言葉遣いなどです。これらのスキルが身についたとしても、公務員でしか通用しませんし、民間企業の利益にも繋がりません。こういった定型的な文書作成術は、今後AIが作ってくれるでしょうから、スキルとして身につける必要はありません。

ですので、公務員という職にしがみつかないと生きていけなくなってしまいます。これはリスクと捉えるべきです。

また、前例踏襲主義が基本ですので、新しいことに対して非常に鈍感です。業務効率化とは無縁の世界です。無駄なことを多大な時間を掛けて処理していくことが多いので、それこそ税金の無駄です。

公務員の将来性を高めるためには?

公務員の将来性を高めるためには?

結論から言います。公務員としての将来性を高めるためには、自分の市場価値を高めることです。

「公務員なのに、市場価値?」って思うかもしれませんが、これが私が考えた結論です。

つまりは、公務員でしか通用しないようなスキル、経験ではなく、民間企業でも通用するものを身につけるということです。

そうすれば、公務員として働き続けるか、民間企業に転職するか、独立企業するかなど選択肢が増えるはずです。

選択肢が公務員しかないということがリスクですので、そうならないようにスキルの勉強をしたり、経験を積んだりすると良いでしょう。

例え公務員であっても、スキルや特別な経験を持っていれば市場価値は上がります。そうすれば、定年まで公務員として働いたとしても、民間企業で雇用してくれるところも出てくるでしょう。

大事なのは、視点を常に公務員の外に持っておくことです。私のオススメは書店に並んでいるビジネス書を読んでみたり、職場以外の友人などの人間関係を作ることです。

最近では、YouTubeなどで情報発信している方も多いので、聞き流すだけでも勉強になると思いますし、オンラインのコミュニティ等で人間関係を構築することもできます。

こういった環境を存分に活用していきましょう。知ることで開ける世界は広いですし、逆に知らないことは非常にもったいないことです。

今回の記事はここまでです。読んでいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました